この記事の対象:いまだにヒゲを剃っている男子
こんちわ。所長(@otokono_biyou)だ。
突然だが、最近女性の間で「顔そり」が流行っているらしい。
美容院ではなく理容室を利用したことがある人なら知っていると思うが、理容室ではヒゲをそるついてに顔全体をそる、通称「顔そり」を行ってもらえる(美容院では肌にカミソリを当てる行為は不可らしい)。
気持ちいいぞ。
女性の場合も顔そりをすると肌のトーンが明るくなったり、化粧のノリがよくなったりするため、以前から顔そりのみを目的にい理容室に来る人が結構いるそうだ。
そこに目をつけた偉い人がいて、もともと理容室の業態を転換して女性専用の産毛シェービングサロンにしてヒットさせたのが、「銀座シェービング」だという。
2018年7月7日放送のマツコ会議で取り上げらていた。
顔そりに通う女性たち
以下、番組の様子を少しご紹介。
7月7日の「マツコ会議」は、顔や背中の産毛を処理する女性限定シェービングサロンから中継。すかさずマツコは「女の人が床屋さん行くの流行ったから。床屋さんってひげ剃りしてくれるじゃない、あれやると化粧ノリがいいって」と反応。また中継先も理容店からシェービングのみに転向したと聞き、「それだけでやっていけるんだ」と最近のシェービング人気に驚くマツコ。
日本テレビ「マツコ会議」より
銀座シェービングの常連で毛深いのが悩みという女性がご来店。
サロンでは、顔の産毛だけでなく耳たぶまで丁寧に処理。それを見てマツコは「耳たぶは生えるのよ~産毛が一番生えるのよ~!あと耳の中ね」「アタシ絶対美容室で抜いてもらうもん、耳毛」と思わず暴露してしまう。ツルツルの状態をキープするには2週間に1回のシェービングが必要だが、サロンとしては❎❎❎❎❎という理由から❎❎❎をおすすめしていますとのこと。
日本テレビ「マツコ会議」より
ふむふむ。
女性としては、2週間に1回の頻度で通いたいらしいが、サロンからは別の提案をされている。
問題
「❎❎❎」に入る言葉について、記事テーマを考慮して考えてほしい。
(正解は↓へ)
正解
サロンとしては
ツルツルの状態をキープするには2週間に1回のシェービングが必要だが、肌への負担から月1回をおすすめしています
とのこと。
どうだろう?
それらしい答えが出ていただろうか?
何がいいたいかといえば、ひげ剃りがいかに肌に負担をかけるかということだ。
サロンにとっては、お客様希望の2週間に1回ペースなら2倍の売上が立つはずだが、しっかりと「高い頻度での顔そりは肌に悪い」というデメリットを説明しているのだ。
ここで冷静に考えてみてほしい。
女性にとって、2週間に1回程度でも肌に悪いものを、我々男は下手をしたら毎日行っているんだ。
女性と男性の肌質が多少違うといっても、同じ人間だ。
カミソリの刃に対する肌の耐久性が男女で10~20倍も異なるはずがない。
実際に、肌荒れやカミソリ負けで困ってる人は多いだろう。
不適切なひげ剃りを行っている人は、ちょっと血が滲んでいたりもする。
肌にいいわけがない。
俺はヘッチャラだという人。始めからそうだっただろうか?
その強い(分厚く・固くなってしまった)肌はカミソリの刃でイジメすぎた結果得たものではないか?
筋肉をイジメて発達させるのはいいが、肌はまずい。
ヒゲ剃りは諸悪の根源
なぜ肌が硬くなるのか、硬くなるとどうなるのかを説明しよう。
ヒゲ剃り行為は大切な肌まで削っている
肌の最表面には角質層と呼ばれる0.02mm程度の層があり通常肌サイクルによって自然に剥がれ落ちるものだが、ひげ剃りの際には、毛と一緒に角質層まで傷つけたり剥がしたりしていまっている。
角質層のにはバリア機能や水分保持機能といった重要な役割があるが、それを毎日せっせと傷つけてしまっているのだ。
角質肥厚(角質層が厚くなること)によるトラブル
肌への刺激が繰り返されると、防御反応として肌が角質肥厚(角質層が厚くなる現象)が起こってしまう。
ちょうど足のかかとのようなイメージだ。
角質肥厚は様々な肌トラブルのもとになる。
肌が乾燥する
角質層が厚くなると保水力が低くなり、乾燥肌になる。
乾燥肌もさらなる角質肥厚の原因になため悪循環となる。
ニキビやアトピーの原因になる
角質肥厚によりバリア機能が低下する。
そのため雑菌の侵入を容易にしてしまい、ニキビなどができやすくなる。
肌の透明感が失われる。くすみの原因となる
メラニン色素を含んだ角層が長期間肌に残り続けるために肌の透明感が失われる。
灰色がかったようなくすみになる。
スキンケア製品の効果を弱める
せっかく高価なケア製品を使っても、有効成分が浸透しずらくなる。
このように、ヒゲ剃りは様々な肌トラブルを誘発している。
そして結局どうなるかというと、肌にはりがなくなり老けてみえてしまうのだ。
本研究によると男の肌の三大劣化原因は、
①乾燥
②紫外線
③ヒゲ剃り
である調査結果が出ている。
一般に女性に降り掛かる肌ダメージは最初の二つ(①と②)だけで、しかも殆どの人がどちらもケアしている。
それに対して多くの男は三大原因のだいたいすべてを甘んじて受け入れている保湿しないし、日焼け止め塗らないのだ。
肌年齢を若く保つには当然三大原因すべてに対処する必要があるが、まず優先的に取り組むべきは「ヒゲ剃りによるダメージ」対策からだ。
理由は、3つのなかで対策に一番時間がかかるからである。
脱・ヒゲ剃りのための選択肢は2つだけ!
脱ヒゲ剃りのための手段は現状たった2つしかない。
1. ヒゲ脱毛
まずはヒゲ脱毛だ。
メリット
- 肌トラブルの原因とさよなら
- 青ひげともさよなら
- これまでひげ剃りに費やしていた時間と費用がゼロ
デメリット
- 完了までにお金と時間がかかる
2. ヒゲを剃らない=ヒゲを伸ばす
2つ目は簡単だ。ヒゲを剃らない、つまりヒゲを伸ばすということ。
メリット
- 初期投資不要
- これまでひげ剃りに費やしていた時間と費用がゼロ
- ダンディー(ヒゲが似合う人)
デメリット
- ヒゲ面の生活
- 不潔にみられる場合がある(ヒゲが似合わない人)
- 剃らなくてもいいが定期的なケアが必要
ちなみに、ヒゲを伸ばしている人の肌はかなり綺麗だから、身近にいたら見てみよう。
ちなみに言うまでもなく私のおすすめは1. ヒゲ脱毛だ。
日本人は私を含めあまりヒゲが似合わない。よってヒゲなど必要ない。
また、職業上「ヒゲを伸ばすこと」が選択肢に入らない人も多いだろう。
さて、既にだいたい言いたいことは終わったが、この記事の主張なので、もう少し説得しておこう。
Q&A
年齢を重ねた時にヒゲを生やしたくなるかもしれない
おそらくなったとしても60歳以降。
それまでにヒゲ剃りで肌がボロボロになっているより、ヒゲは生やせなくても若々しい肌のほうがいいでしょ?
ヒゲ脱毛のリスクはないの?
ある。
肌荒れや脱毛時の痛み、施術後しばらくの泥棒ヒゲなど。
ゼロリスクなことは存在ないし、ヒゲ剃りから開放されることのメリットと比較してみてほしい。
予算や期間は?
予算は10~20万円。
期間は個人差が大きいが完ツル(完全にツルツル)まで2~4年だ。
詳しくは下記の記事を参考にしてほしい。
ヒゲ脱毛を始めるには?
まずは無料カウンセリングを受けよう。
必ず医療レーザー脱毛が行えるクリニックで契約することを念のため注意しておく。
<おわり>