歯列矯正をはじめるのに年齢制限はない!大人矯正のメリット&デメリットまとめ

歯列矯正の年齢制限はある?

この記事の対象:歯列矯正を受けたいが年齢が気になる人

こんにちわ。所長 (@otokono_biyou) だ。

最近周りで歯列矯正を始める人をちらちら見かける。
私は現在30代前半で、矯正も経験済みである。
そして何を隠そう私自身も矯正をはじめたのは30歳目前の29歳のときだ。

では、そもそも矯正を始めるのに年齢的な制限はあるのか?
今回はこちらの疑問を調査した。

結論:矯正をはじめるのに遅すぎることはない

結論から言うと矯正をはじめられる年齢制限はない。
人生一度きり。やりたいならやるべきである!と言いたい。

なかには40代、50代から矯正を開始する人もいる。

では、年齢が増すことによるデメリットはあるのか?

今回は「大人になってからはじめる矯正」というポイントに絞ってメリット・デメリットをまとめた。

大人になってから矯正をはじめるメリット

歯並びのコンプレックスを解消

歯並びにコンプレックスを抱える人にとって、最大のメリットではないだろうか?

今の世の中、だいたいのコンプレックスは解決する気概があればどうにかなる。
歯並びも例外ではない。

長い矯正期間は、「ゴム掛け」や丁寧なブラッシングなどの言うなれば❝ちょっと面倒な❞セルフケアも要求される。
自らコンプレックスを解消したいという動機は、これらのハードルを乗り越えて治療を成功に導く原動力になるはずだ。

ちなみに何を隠そう私自身も、コンプレックスを解消したいがために大人になってから矯正に取り組んだうちの一人だ。

そして矯正中は女性になぜか羨ましがられた。
「私もやりたい~」ということらしい。

所長

俺、歯治したらもっと笑顔が素敵になるのでは?(当時29歳)

自ら納得した治療を選択できる

ひと言に矯正治療といってもワイヤー矯正やマウスピース矯正など手法も一通りではない。

ワイヤー矯正でも装置を表につけるのか、裏につけるのか?
上顎は裏、下顎は表(ハーフリンガル)という手法だってある。

さらにブラケットやワイヤーの材質は?色は?
などなど、選択肢を組み合わせれば手法は多岐に渡る。

これらについて、費用と治療期間を考慮した上で自分の納得のいく治療方法を選択できるのが自主的に取り組む大人の矯正のメリットだ。

治療計画を立てやすい

子供の矯正治療の場合は顎の骨格の成長を利用して、少しづつ歯の移動をコントロールする。そのため、治療期間が個々人でばらつきやすい。

一方、大人の場合、顎は既に成長しきっているので比較的治療の期間が算定しやすい。
ゴールがわかっていれば、スタートする決心もつき易いし、いろいろな矯正に伴うハードルを乗り越るモチベーションにもなるだろう。

大人になってから矯正をはじめるデメリット

当然ながら大人になってからの矯正は上述したメリットばかりではない。
治療を決意する前にデメリットもきちんと把握しておこう。

抜歯が必要な場合が多い

治療計画の立てやすさというメリットがある半面、既に顎の成長が終わっている大人の場合、を並べるスペースを造るためには抜歯が必要となるケースが多い。

治療期間が長くなる

顎の骨格の成長を利用して歯を動かす子供と比較して、装置の力のみで歯を動かす大人の矯正の場合は相対的に歯の移動スピードは遅く、治療期間は長くなる。

仕事への影響がゼロではない

滑舌や審美面などが重要視される仕事の場合は、装置をつけることによる影響がないとは言えない。
その辺りを含めて、治療方法を矯正医とよく相談して納得できる選択をしよう。

注意:歯周病などで矯正治療が受けられないことも

歯周病が進行していると矯正治療を行えない場合がある。
重度の歯周病では顎の骨が溶けて歯がもろくなっており、矯正治療による外力で最悪の場合歯が抜けてしまうことがあるためだ。

一方で、歯並びが悪いことがそもそもの歯周病の原因となっている場合もある。
この場合は矯正治療により歯周病が改善されるケースもある。

とにかく矯正に取り組みたいのなら、日々の口腔ケアは必須である。
現在口腔トラブルを抱えている人は、矯正を受けたい旨を伝えた上で早急に治療に取り組もう。

まとめ:やるなら今しかねぇ!

大人になってからはじめる矯正のメリット・デメリットを述べた。
矯正をはじめるのにいくつになっても遅すぎるということはないが、やはり早くはじめるのに越したこともないのもまた事実。

自分の歯並びをコンプレックスに感じている人には、この機会にぜひ年齢を気にせずに治療を検討してほしい。
このまま先も2年間悩み続けるよりも、今始めれば2年後には綺麗な歯並びで笑っていられるのだ。

美への道は行動あるのみ。
早速、今週末にでもアポを取って矯正歯科のドアを叩いてみよう。

<おわり>

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