この記事の対象:ヒゲ脱毛をしたいけど、ニキビがあって気になっている人
こんにちわ。所長 (@otokono_biyou) だ。
今回はヒゲ脱毛にまるわるQ&Aとして、顔にニキビがある場合にレーザー照射は可能なのか?という疑問に答える。
結論:ニキビがある箇所にもレーザー照射は可能
結論から言うとニキビがある箇所にもレーザー照射は可能。
※ゴリラクリニック、メンズリゼなどの大手クリニックに確認済。
ただし、広範囲にニキビが出来ている場合などは施術により悪化させるリスクもある。
あとで述べるレーザー脱毛機器にもよる。
医療機関である脱毛クリニックでは医師が常駐しているため、施術可能か不安であれば肌状態の確認を依頼しよう。
ニキビがある人には非接触式の脱毛器がおすすめ
レーザー脱毛器は、
- アレキサンドライトレーザー
- ダイオードレーザー
- YAGレーザー
といったレーザーの種類や、
- HR式(熱破壊式)
- SHR式(蓄熱式)
といった脱毛方式の違いで分類できる。
その他に、ニキビなどのトラブルを抱えている人については、
- 照射口が非接触式(中空照射)
- 照射口が接触式
という観点で機器を選ぶという方法もある。
ニキビや出来物がある人は、非接触式の脱毛器がおすすめだ。
照射口が非接触式(中空照射)
例えば、シネロン・キャンデラ社のジェントルシリーズのようなHR式脱毛器は照射口が直接肌に触れない方式。
肌と接触するのは、照射箇所を定める円形の縁取り部分のみ。
ニキビがある箇所と装置の物理的な接触を避けれることができるので、清潔でありニキビを傷つけてしまうリスクもない。
まだ、ピンポイントでニキビを避けて照射することも可能。
実際の照射の様子
ゴリラクリニックより、ジェントルヤグでのヒゲ脱毛の施術動画を紹介する。
2:22~あたりから照射の様子が披露されている。
緑のライトに照らされている部分が照射スポットだが、照射口自体は肌から離れていることが分かる。
照射口が接触式
メディオスターなどの蓄熱式脱毛器の多くが、照射口を肌に密着させてスライドさせる施術方式だ。
ジェルを使用して照射口を肌に密着させ、肌の上を滑らせて照射していく。
照射口が肌と物理的に接触するので、ニキビの頭を傷つけてしまうリスクがある。
実際の照射の様子
ゴリラクリニックより、メディオスターでのヒゲ脱毛の施術動画を紹介する。
2:10~あたりから照射の様子が披露されている。
照射口は肌に押し当てたまま、肌の上をスライドさせていく。
ヒゲ脱毛するとニキビができやすくるのか?
よく下記のような話を耳にする。
「ヒゲ脱毛をするとニキビができやすくなる」
本当か?
ヒゲ脱毛という行為自体が、ニキビを発生させる直接的な原因にはならない。
ただし、レーザー照射は一時的に肌に一定のダメージを与えることは事実。
施術後の肌は乾燥しやすいため、バリア機能が低下して肌トラブルを招きやすい。
保湿を怠ると、皮脂の過剰分泌により、間接的にニキビが出来やすい肌環境を招くことはあり得る。
また、レーザー照射後はニキビとは別物の毛嚢炎(もうのうえん)が発生するリスクがある。
毛嚢炎とは、毛包に細菌が入り炎症を起こすこと
ニキビ:アクネ菌
毛嚢炎:黄色ブドウ球菌
により多くの場合引き起こされる。
通常、クリニックにて施術直後は炎症止めのクリーム(軟膏)を塗られる。
当日~2日後は、医師・看護師の指導に従って赤みが酷い場合は同じクリームを使う。
さらに、化粧水などで保湿を心がける。
所長
長い目で見ればニキビやヒゲ剃りによるトラブルを回避できる
ヒゲの毛根のしぶとい発毛組織を破壊するには、医療レーザー脱毛による一定出力の照射が必要である。
それには少なからず肌へのダメージが伴う。
しかし、脱毛が完了した暁には、ヒゲ剃りからおさらばすることが出来る。
これまで、ヒゲ剃り行為に端を発した肌トラブルからも無縁となる。
長期的に見れば、当然ながらヒゲ脱毛によりニキビその他のリスクを減らせることができる。
まとめ:ニキビへの根本対策としてもヒゲ脱毛を!
多少のニキビがあってもヒゲ脱毛は可能。
ただし、施術後のケアはきちんと行おう!
仮に施術後肌トラブルが発生しても医療機関でしか行われないレーザー脱毛であれば、医師のフォローも受けられる。
長期的な視点で見て、ニキビの原因への根本対策としてもヒゲ脱毛はおすすめできる。
〈おわり〉