この記事の対象:青髭で悩んでいる男子
こんにちわ。所長 (@otokono_biyou) だ。
今日は、青髭をコンプレックスに持つ男子たちに、その原因と対策を解説する。
現代の技術で解決可能ならばそれは最早コンプレックスではない。
正しい知識を元に行動さえ起こせば確実に解決可能な問題だ。
青ヒゲの原因
対策の第一歩。
まずは敵を知ることから。
青髭に見えやすい人の傾向を知ろう。
根本原因を理解すれば、後ほど「対策」の章で紹介する巷に溢れる「青髭対策〇〇選」が如何に無駄であるかが分かるはずだ。
なぜ黒いひげが青く見える?
ヒゲの密度は、生えている部位にもよるが平均すると1cm2あたり約120本とされている。
ヒゲの太さも人によるが簡単に直径0.1mmとして計算する。
これから、単位面積あたりの皮膚に占めるヒゲの断面積の割合を計算するとたったの1%程度となる。
思ったより少なくないだろうか?
厳密にはヒゲは斜めに生えているので、断面積の割合は多少大きくなるがそれでも数%程度。
そう。
問題は表皮に覗いている毛ではなく、その下に潜んでいる毛である。
青髭の青髭たる所以はその色。
黒ではなく、青いのは白い皮膚の下の黒い毛が透過して青く見えているからである。
ヒゲの毛根(表皮の下に潜んでいる部分)は4mm以上にも及び他の部位の体毛と比較してもとりわけ深い。
それらが透けてしまうことが青髭の根本原因だ。
日本人は元来青髭化しやすい
まず、黒人に青髭の人はいない。
皮膚が黒くて毛根を透過しないし、毛の断面も目立たない。
一方で、白人にもそこまで目立つ青髭の人は少ない。
理由は毛の色素が薄い(茶色っぽい)からだ。
東洋人である日本人は、毛が黒く皮膚は比較的白い(色素が薄い)という青髭になる要素を兼ね備えている。
正に青髭エリートな人種である。
年齢を重ねると青髭になりやすい
元々の個人差はあるが、年齢を重ねるとヒゲの太さは約1.5倍ほどになる。
直径が1.5倍になると断面積が約2.3倍になる。
おっさんになるにつれて青髭が目立つのはこのためだ。
対策を講じるなら若いほうがいい。
- 青髭になるのは皮膚の下の毛が透けるから
- 日本人は青髭になりやすい要素を兼ね備えている
- 特に青髭になりやすい人
- 毛が太い
- 毛の密度が濃い
- 肌が白い
青ヒゲの対策
「原因」の章は読まなくても知ってるわ!という人も多かったかもしれない。
さっそく、対策に入ろう。
先に結論を述べると、根本的な解決方法はヒゲ脱毛のみだ。
納得したなら、最後の【ヒゲ脱毛】の項にジャンプして欲しい。
まだ、その他の方法や、暫定的な対策を検討する人はそのまま読み進めてもらってOKだ。
ここからは巷(インターネット)でよく見る対策〇〇選をひとつひとつ見ていこう。
ひとつひとつの方法に、メリット・デメリットを丁寧に解説する必要はない。
全部根本対策としてはダメだ。
深剃り→ No!
原因を理解すれば無駄であることは自明だ。
表皮の下の根っこまで数ミリあるヒゲをシェーバーでどんなに追い込んでも、せいぜいコンマ数ミリ深く剃れるだけ。
逆に追い込むあまり、肌へのダメージが懸念される。
全くおすすめできない対策・・・
青髭という観点だけならむしろ伸ばしたほうがいいぐらいだ。
日焼け→ No!
皮膚のメラニン色素を濃くして、ヒゲを目立たなくさせるという手法。
理屈的には問題ない。
が、紫外線によるダメージとトレードオフであり、こちらもおすすめできない。
日焼けサロンに通うにしても、通い続ける必要性があり恒久的な対策とは言えない。
ちなみに、日焼けサロンでよく聞く、「害のあるUVBをカットし、害のないUVAで肌を焼く」という説明だが、UVAにも害はあるし、ダメージなくして褐色の肌は得られないと心得よう。
ついでに言えば、皮膚の色、毛の色、瞳の色は元来その人の持つ自然なバランスなので、どこか人工的に変えると違和感がある。
コンシーラーで隠す→暫定対策
コンシーラーやファンデーションなどの化粧品の類を使う対策。
これは言うまでもなく、暫定的な対策である。
ヒゲ脱毛をやる気ではいるがある程度の期間が必要でもあるため、重要なデートなどの一時的な青髭隠しには有効な手法。
ただし、化粧品による肌トラブルのリスクもゼロではないことは十分に承知しておこう。
ヒゲを抜く(毛抜き)→ No!
透けて見える毛根から毛を葬り去る、即ち「毛を抜く」というアプローチは正しい。
ただし、方法が毛抜きによる脱毛というのはNGだ。
これも毛は復活するし、肌トラブルのリスクが高い。
- 毛のう炎(毛穴から雑菌が入り化膿する)
- 埋没毛
- 色素沈着
- 抜毛症:毛を抜くことがやめられない精神疾患
ワックス脱毛などもお店で行えば脱毛後のケア等は多少はマシかもしれないが、基本的には同じリスクを孕んでいると捉えよう。
除毛クリーム→ No!
毛を分解するクリーム。
要するにタンパク質を分解しているので、肌にもダメージがある。
顔面に使うのはそもそもNGとしている商品がほとんどであり、何の根本解決にもならない。
抑毛クリーム→ 効果が疑問
除毛クリームとは違い、毛を取り除くのではなく、細くするまたは生えにくくするという効果を狙ったもの。
有効成分は、発毛抑制効果を狙ったものや男性ホルモンの抑制を謳ったものなどがあるが、いずれもこれ一つで青髭が劇的に改善するような効果を期待するのはやめておこう。
- 大豆イソフラボン
- パイナップル
- ザクロエキス
- アロエベラ葉エキス
また、いったん効果を感じても使用をやめると効果がなくなるという話もよく聞く。
髭を薄くする生活習慣→ 健康のためにやってくれ!
- バランスのいい食事
- 適度な運動
- 良質な睡眠
健康体を得るためには結構なことで、なにも否定しない。
ただ、青髭を改善するためには全く無意味だといっておこう。
根本対策:ヒゲ脱毛
本気で青髭コンプレックスに取り組みたいなら、方法はヒゲ脱毛一択。
方法は以下の3つに大別できる。
フラッシュ脱毛 | 医療レーザー脱毛 | ニードル脱毛 | |
---|---|---|---|
原理 | フラッシュ光線により、毛包にダメージを与える | レーザー光線により、毛包に熱ダメージを与える | 毛穴から針を刺し、毛包に電流を流す |
費用 | 安い(回数単位) | 高い(回数単位) | 高い(本数、時間単位) |
効果 | 減毛 | 永久減毛 | 永久脱毛 |
痛み | 少ない | ある | 強い |
施術可能 | エステサロン | クリニック | クリニック(本来) エステサロン |
フラッシュ脱毛もレーザー脱毛も基本原理は同じで、違いは出力を組織破壊できるレベルにあげれられるかどうか。
レーザー脱毛は医療行為に該当し、クリニック(医療機関)でしか施術ができない。
詳しい違いは下記☟の記事で解説しているが、要するにフラッシュ脱毛では確実な効果が望めない。
【メンズ】医療レーザー脱毛とフラッシュ脱毛の違い【クリニック vs. エステサロン】一方、ニードル脱毛は全く異なる手法。
こちらも本来は医療行為に該当するが、現状はエステサロンでも実施されている(グレーゾーン)。
詳しくは下記☟の記事にて解説している。
ニードル脱毛とは?仕組みとメリット・デメリットを解説これら3つのうち、効果と施術効率、コストパフォーマンスの面から見て、医療レーザー脱毛をおすすめする。
一つ朗報としては、毛が太く、皮膚が白いほど、レーザー脱毛の効果が得やすい。
要するに青髭になりやすい人ほどレーザー脱毛に向いているのだ。
ではどこで施術を受けられるか?
レーザー脱毛は医療行為のため施術を受けられるのは医療機関、具体的には美容皮膚科や脱毛クリニックだ。
女性の場合は個人開業している美容クリニックなど選択肢が多いが、男性の場合はまだ選択肢はさほど多くない。
通いやすさ(店舗の多さ)、費用、保証、男性特有の配慮などの面から大手のメンズ脱毛クリニックでの契約が最も失敗がない。
- ゴリラクリニック
- メンズリゼ
- 湘南美容クリニック(メンズ専業ではない)
- Dr.COBA
- アシリアクリニック
あたりが選択肢として有力となる。
- 料金
- 保証内容
- 店舗数
- 施術機器
など総合的に比較検討してほしい。
【追記】
上記項目を総合的に検討した結果、現在のおすすめクリニックが決定したのでご参考に。
ヒゲ脱毛のおすすめはゴリラクリニックという結論に達したので聞いてほしい【2021年】〈おわり〉